『マンガ子ども虐待出口あり』(講談社)

-------------------読者の声-------------------
 
★虐待を「心の問題」へとおきかえ、その解決を「心理療法」にゆだねて、「技法」へと還元することで、わたしたちは何を見ないようにしてきたのか? これは読んでトクした本、の本年度ナンバーワンである。(上野千鶴子・『アディクションと家族』第19巻2号より抜粋)

私、今猫飼ってるんです。猫を飼うだけで目眩がするほど様々に悩みました。そして自己流に解決してきました。私に飼われているということは、この猫の猫人生を潰してるんじゃないかしらとか色々考えたり…。猫でこれだけ悩むのだから、人間を育てるのだもの、悩みがあって当然なんですよね。でもその時に初めてぶつかって慌てるより、「出口あり」を読んで思考演習をしてるのとでは大きく違う気がするんです。(ピクルス・Gデザイナー・男)

★本屋をうろついていて、たまたま手にしたのが「出口あり」でした。たまたまとは言うものの、数年前にAC本を読み漁り、いずれ子どもができたら間違いなく虐待するだろうと思っていたので「出口あり」という部分に惹かれたのでした。あのー、正面きってこういうことをいうのは照れくさいのですが、本当にすばらしい本だと思います。(豊山・会社員・女)

★読む行ごとに目が覚める本でした。新しい発見がわさわさ、そして今までのことが別の言葉でだーっと出てくる感じ。この本が売れないとすれば、本に問題があるのではなく、社会に問題がある。(グレ・女)

★良かったですよー。大受けでした。あと、教えてないのに姉も買ってました。私も持ってることを知らない姉が電話で勧めてきたぐらい大好評でした。(矢川珠貴・事務員・女)

★井戸端会議風の雑談がめちゃ面白い。フェミニズムとアディクションの視点から虐待問題を分析、解説した真面目なものですが、その描き方が革命的。信田さんの毒舌が冴え渡り、おかげで本文は虫食いの伏字だらけです。なぜか信田さんにはシッポが生えていて、イラ姫マンガの刺激的な描き方に真面目な読者でも思わず笑ってしまいます。(竹村道夫・精神科医・男)

★読むのに夢中になって電車を乗り過ごし、それに気づいたときはもう何もかもイヤになりその場で寝転がりたくなりましたね。素敵に過激で過酷でストレートで、腹を抱えて笑ってしまいました。「出口あり」を読んで益々自信がつきました。というより、「家族」という言葉が持つイデオロギーに振り回されなくなったと言った方がいいかもしれない。(さよこ・専業主婦・女)

----